マニュライフ生命保険株式会社は、「人材の多様性ならびに働き方の多様性を高めることによって、創造性に富むコラボレーションの活性化と生産性の向上を実現し、『働きたいと誰もが思う会社』であり続けること」を目指しています。女性の活躍促進、ワーク・ライフ・バランス、障がい者の活躍推進など、雇用、人事施策、職場環境づくりに対して、数々の取り組みを行っています。このたび、同社からリーダーを対象とした「鑑賞型研修」を受託。経営知識やビジネススキルをインプットする研修とは異なり、グループでアート作品を鑑賞する体験を通して、思考の枠組みを新たにすることを目的としました。当日は、本センターの伊達と岡崎が登壇し、レクチャーとワークショップ、ACOPによる作品鑑賞を行いました。
「同じ作品についていろんな人の見方、意見を聴くことができ多様性の重要さが理解できた」
「同じ作品でもまったく違う見方があることが不思議だったが、業務でもあり得ることなのかと考えさせられた」
「突き詰めて考えるプロセスや、自分の考えをわかりやすく第三者に伝えるというのが勉強になった」
他にも「このような研修を会社で受けるということが興味深かった」という声も挙がるなど、研修そのものが新鮮な体験だったようだ。自分とは異なる物事の見方に触れることで生まれた価値や、逆に、見方が異なることで業務でも生じうるリスクにまでも考えが及び、ひとつの物事を複数の視点で捉えることの意義をあらためて実感していただいた。