2016年、2017年に引き続き、一般社団法人おおさか創造千島財団との連携授業の監修・実施を行いました。
今年度は、大阪市立加賀屋東小学校の5年生・6年生を対象にMASKにて授業を実施。(MASKとは、大阪港湾に位置する工場・倉庫跡地において大型アート作品を保管・活用するプロジェクト)
両学年とも、事前授業として学校にて簡単な対話型鑑賞を体験。ACOPの4つのポイントである「みる・考える・話す・聴く」をふまえて鑑賞を実践したのち、MASKへ訪問しました。まずは自由にMASK内の鑑賞。初めてみる大型の作品に「大きい!」「どうやって運んだの?」「クレーンがあるからこれで運んだんじゃない?」と驚きながらも、場所と作品を繋げて考えている姿が印象的でした。その後は、ふたつのグループに分かれ作品を鑑賞しました。「目が青いから涙を溜めてそう」「目線の先の空が写ってるのかもしれない」「上を向いているから、悲しい感じじゃなくて前向きにみえる」など、作品の要素から物語をつくって伝え合ってくれました。