大阪府立江之子島文化芸術創造センター(以下、enoco)にて開催された「くりかえしとつみかさね2 大阪府20世紀美術コレクションと現代作家たち」展の関連企画として、近隣の小学校を対象とした鑑賞授業「見て・みて・エノコレ!」が実施されました。
鑑賞授業のプログラムの企画・監修は本センター研究員が、鑑賞ファシリテーターは本学アートプロデュース学科の学生3名が務めました。
今回の鑑賞授業では展覧会が目指す「人間の不思議な表現行為を見つめる」ため、アート作品との関わり方の一つとして「対話型鑑賞」を行いました。「みる・考える・話す・聴く」の繰り返しで生まれる見方の変化を楽しんでもらい、そこで体験したことを思わず友人や保護者に話したくなるような機会の創出を目指しました。
帰り際に「次の土曜日に来る!」と話す子や、放課後にさっそく数人の児童がenocoを訪れるなど、アート作品との関わりを「楽しい」「面白い」体験として受け取ってくれた様子が見受けられました。
そのほか、鑑賞中に見受けられた児童たちの変化や教職員のご意見、学生たちのファシリテーションの様子については、こちらをご覧ください。
<対象学校>
・大阪市立本田小学校3年生4クラス(9/17:午前2クラス、9/18:午前2クラス)
・大阪市立明治小学校4年生3クラス(9/17:午後2クラス、9/18:午後1クラス)
・大阪市立西船場小学校4年生2クラス(9/20)