11月24日(日)、東京都写真美術館にて都立の博物館、美術館のボランティアスタッフの方々を対象とした研修会が開催され、講演会に福が登壇いたしました。
当日は、約40名の方々にご参加いただき、講演会と質疑応答を通し、活発なやり取りが行われていました。
ボランティアの方々に向けた教育普及の一環として開催された今回の研修会。
「対話型鑑賞:ミュージアムと私たちの未来のために」と題した講演会では、人々がミュージアムに持つイメージは「堅苦しい」「お勉強」などが多いという話から始まり、そうしたミュージアムで対話型鑑賞によって起きる効果などを中心に話をし、最後は「ミュージアムでこうした場を最も提供できるのは、誰よりも鑑賞者と接する機会の多い皆様です」という言葉もありました。
また、講演後の質疑応答では、各々の現場での対話型鑑賞の経験を基に様々な質問が飛び交いました。
「ナビゲイションがうまく出来ないが、どうすれば良いか」という質問に対して、福は「合言葉はtry again, fail again and fail betterです。続けることが大事。何度も失敗して、次は前回より少しましな失敗をすればよい」と応えました。
来館者との距離が近いボランティアスタッフの方々。館や作品と来館者をむすぶ皆様の今後の活動に、少しでもつながる機会となっていれば幸いです。
詳しいレポートは、後日追って掲載いたします。