総合人材サービスパーソルグループ 、テンプホールディングス株式会社主催の社内公募型研修「i-adventure」。“遊ぶように学ぶ”というコンセプトのもと、NPO法人や社外企業と連携し、課題解決ワークショップやアート鑑賞、演劇を活用した“感性を磨く”ゼミなど、社員研修としては珍しい手法も取り入れながら、変化に合わせ自律的に挑戦する社員の育成を目指しています。
この度、本センターの伊達、岡崎が同研修の「対話型鑑賞ゼミ」に講師として登壇しました。2016年上期の首都圏、下期の関西は計3回のゼミを実施し、グループ内公募により集まった参加者を対象に、初回は「みる」2回目は「きく」をテーマに、レクチャーとワークショップ、ACOPによる作品鑑賞を行い、3回目は参加者自身のACOPナビゲイター体験をプログラムに取り入れました。
さらに2016年下期の首都圏は「i-adventure」の仕掛け人である、同社グループ組織開発部の長島威年氏との協働により、連続2日間の短期集中プログラムを企画・実施しました。以下に、各地の対話型鑑賞ゼミ参加者の声を紹介します。
自分の経験やそこからくる前提によって、非常に狭いものの見方をしていることに気付いた。
「正解を言わなきゃ」というプレッシャー → フリーになった時に、率直に自由に話せるように。
自分がいかに決めつけで捉えているか、その決めつけに固執しているかに気付いた。
自分の思考を深める問いのバリエーションが増えた。
真逆の意見であっても、それに至った経緯を含めて伝えることは大事 → 互いに新しい発見。
個人の意見で終わらず、他人の意見をふまえた解釈を伝えられるようになった。
答えがないことをどう共有し納得していくのかというプロセスを経験した。
賛成できなくても、納得は出来ることがありうる。
会話や認識のミゾは共同作業でないと埋められない!!
同じ対象に対峙した際、どう見えているかを確認する(同じように見えているとは思わない)。
正解に固執せず、自身も相手も異なる意見があり、そこからさらに良い結論が出る事を理解し、フラットに質問したり、説明を加える等を行う。