一般財団法人おおさか創造千島財団主催の展覧会 「Open Storage 2017」(11/3 – 26)において、本学アートプロデュース学科・アートコミュニケーション研究センターが協力し、昨年度に引き続き対話型の作品鑑賞プログラムを開発・実施いたしました。
会場となるMASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)は、大阪の港湾地域に位置する約1000㎡の工場・倉庫跡。本展では、国際的に活躍する現代美術作家の大型作品の公開に加え、金氏徹平によるインスタレーションも展開されました。
展覧会期間中、会場では鑑賞ブック「アートのヒミツ基地?!みんなで探検ブック」を配布しました。今年度から書き込み型のワークシートが加わり、会場内では、子どもたちが鉛筆を片手にブックと向き合っている姿がみられました。
また、「アートのヒミツ基地?!みんなで探検ツアー」と題した鑑賞ツアーでは、学生がナビゲイターをつとめ、参加者と共に広大な倉庫を「探検」。皆で対話をしながら、大迫力の大型作品たちをじっくり味わっていくプログラムとなりました。下記、参加者からのご感想の一部を紹介します。
「いろんな視点からみれて楽しかったです」
「受け身じゃなく、考えながらみることって大切だと思いました」
「人と話したり、人の話を聞くことで、新しい発見ができた」
「子どもの想像力はおもしろい!」
「ひとりでは感じられないものがありました」
おおさか創造千島財団とは、継続した協同を予定しております。今後のさらなる展開も、追ってご紹介いたします。