一般財団法人おおさか創造千島財団主催の展覧会 「OpenStorage 2016」(9/2 – 19)において、本学アートプロデュース学科・アートコミュニケーション研究センターが協力し、昨年度に引き続き対話型の作品鑑賞プログラムを開発・実施いたしまし た。
会 場となるMASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)は、大阪の港湾地域に位置する約1000㎡の工場・倉庫跡。本展示では、国際的に活躍する現代美術作家の大型作品を公開するほか、やなぎみわによる野外演劇「日輪の翼」公演など、多数の関連プログラムも展開されました。
本学監修の作品鑑賞プログラムでは、「ひらけ、アートのヒミツ基地!」と題し、学生がナビゲイターをつとめる「みんなで探検ツアー」の実施と、鑑賞ワークシート「みんなで探検ブック」の配布を行いました。昨年度から掲載作品や内容を更新し、「家族・友人と対話しながら鑑賞を深める」というテーマをよりいっそう深化させました。参加された方からは、下記のようなご感想をいただきました。
「大人では見つけられないものを子供が簡単に見つけてビックリした」
「探検ブックを『家に帰って父ちゃんに見せる』と言っています」
「3才の子供もジーッと聞き入り、参加できてびっくり」
「『このロボットはどんなことができそう?』など想像するのがとても楽しく、大人でも楽しめました」
会場となったMASKでは、近隣の小学校との鑑賞連携授業なども企画されており、本学・本センターも継続してサポートを続けていく予定です。今後のさらなる展開も、追ってご紹介いたします。