京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センターでは、アート作品の
対話型鑑賞教育プログラムACOP/エイコップ(Art Communication Project)の
美術・博物館、学校教育を対象とした普及活動に加え、2012年度より、
企業内人材育成として応用する取り組みを開始しました。
その取り組みをより多くの方々にご紹介する機会として、本学外苑キャンパスにて、ACOPを
実体験していただくセミナーを開催いたしました。定員30名が告知直後に埋まるなど、
取り組みに対する参加者の関心の高さがうかがえました。
当日は本センターの岡崎が登壇し、レクチャーと作品鑑賞、参加者とのディスカッションを
行いました。ディスカッションでは、企業研修に導入する際のテーマ設定、対象者や
目的に応じたプログラム開発について、プログラムで得た気づきを仕事と接続する方法、
さらに、対話型鑑賞におけるファシリテーションの留意点にいたるまで、講師と参加者、
また参加者同士の活発な意見交換が起こりました。
本セミナーをきっかけに新たな連携も実現しました。本センターの企業領域での取り組みが、
ますます広がっています。
また今夏、公開講座「対話型鑑賞講座 入門編・ファシリテーション編」の開催が決定しています。
本センターメンバーが各地でいただいた「対話型鑑賞の体験だけではなく、ファシリテーションを
学ぶ機会がほしい」というご要望にお応えする企画です。ぜひ参加をご検討ください。
講座のご案内は コチラ