愛知県名古屋市にある私立金城学院中学校 高等学校では、対話型鑑賞を総合的な学習の時間へ導入する計画を進めていらっしゃいます。その目的は①生徒が探求学習をしていくために、クラスやグループでの対話を通して、考えを深めることができるようにすること ②自由に発想し、多様な考え方を楽しめる世界に導きたいという2点です。
この度、本センター伊達隆洋が同校で対話型鑑賞を実施される先生方を対象とした研修会に登壇し、レクチャーとACOPによる作品鑑賞、先生方とのディスカッションを行いました。ご参加された先生からは以下のようなお声をいただきました。
学びの楽しさを体感する充実した3時間でした。学びの楽しさに触れる時をいかに生み出すかが、教員にとっての根本的な課題だと思います。今回の研修は、この点においても大変よい体験をさせていただきました。また、対話型鑑賞が科学的思考力の育成と、どのように関係するかも理解することができました。
また、今回ご参加できなかった先生方を対象とした研修も実施されたいとのこと。次年度以降も継続して同校と連携し、対話型鑑賞をより有効にご活用いただくことを目指します。