埼玉県では未来を担うリーダーを育成するべく、専門分野にとらわれず、豊かな教養に基づく人材育成事業を展開している。その内容は、古今東西の古典作品を中心とする哲学・芸術作品に対し、様々な方法でじっくりと向き合わせるとともに、それぞれの分野の第一人者との交流を通し、生徒の視野を広げさせ、人格の陶治を図る。また、教員に対し新たな学びの方法を提示し、教育の充実を図るというもの。1年間を通して、演劇など様々な分野の講習が行われ、講師陣には伊藤豊雄(建築家)、戸板成雄(彫刻家)、井上尊昌(演出家/蜷川幸雄演出補)などが名前を連ねる。
今回、ACOPが芸術文化のセミナーを担当。11名の高校生と引率教員を対象に、埼玉県立近代美術館の作品を用いて対話型鑑賞を行った。生徒たちは知識にとらわれるのではなく、「みる・考える・話す・聴く」を通じて仲間と一緒に作品を鑑賞することをとても楽しんでいました。
なお、当日の様子をNHKのウェブニュースからご覧頂けます。