2013年12月25日(水)はなぶさ保育園(京都市伏見区)にて、年長児を対象に対話型鑑賞を行いました。
8回目となる実践では、すべてのグループにおいて鑑賞が終わってもまだ手が挙がっていたという前回の振返りに加え、さらなる対話の深まりを到達目標に、1作品を30分かけて鑑賞することにしました。実践終了後、映像で振返ってみると、20分以降は落ち着きがなくなったり、キョロキョロし始める園児がいました。やはり、「20分程度の鑑賞がよい」というガイドラインには意味があるのだと実感した一方で、体は動いているけれど話を聞いていない訳ではなく、20分以降も意見が途絶える事はなく、対話は深まっていきました。子どもの集中力の持続を何で判断するのか難しい所ですが、次回も対話の深まりを重視して、発言の際にはナビゲイターと1対1にならない様、みんなの方を向いて話してもらう等の環境設定を工夫しつつ、1作品を30分鑑賞したいと思います。