ART COMMUNICATION
RESEARCH CENTER
ACOP

[卒業生によるレポート紹介] 視覚学会シンポジウム + 市民公開講座「人間と芸術」

概要

本センターでは、設立以来、京都大学総合博物館や京都大学物質細胞統合システム拠点、大阪大学院医学系研究科認知行動科学教室との連携などを展開してきましたが、2015年に入り、理系のさまざま学問領域との学際的研究の機運がいよいよ高まってきました。

2015年1月21日に開催された、日本視覚学会2015年冬季大会のシンポジウム「視覚アートと脳」では、本センターの福が「アートとコミュニケーション」と題して鑑賞教育の実践について講演し、視覚心理学が専門の参加者に、新たな視点を提示することになりました。

ま た、3月20日には日本解剖学会・日本生理学会主催の市民公開講座「人間と芸術」にも福のり子が登壇。当日は、東京大学 岡ノ谷一夫氏、東京藝術大学 布施英利氏、福によるプレゼンテーションの後、パネリスト3名に加え、企画・進行をご担当された大阪大学 佐藤宏道氏、奈良県立医科大学 西真弓氏と、会場の参加者全員で、「人間と芸術」をテーマに討論が行われました。

このたび、両シンポジウムの概要を、本学アートプロ デュース学科2013年度卒業生である、原泉さんがレポートにまとめてくれました。原さんは、九州大学大学院 統合新領域学府 ユーザー感性学専攻 感性科学コースに進学しており、まさに神経科学と芸術の融合を研究のテーマとしています。ACOPを経験したうえで理系の学問領域に進学した、原さんだか らこそみえてくる、芸術と科学の結び目がレポートに綴られています。ぜひご一読ください。

原泉さんによるシンポジウムのレポートは コチラ