2009年度ASP学科学長賞を受賞した渡川智子(ASP学科2009年度卒業)の卒業論文「『ともにつくる』美術館をめざして:棚橋源太郎の理論及び現 状から考える美術館の存在意義と教育活動の関係」を紹介します。「美術館はなぜ教育活動を行うのか」という疑問を探るため、美術館と美術館教育の変遷や現 状を、様々な事例や理論から考察しています。作品解釈や芸術との関わり方に関して、美術館側からの一方的な押しつけを受け入れるのではなく、全ての人が主 体的に関わり合い、「ともに美術館をつくる意識」を持つことが大事であるという彼女の主張は、ACOPの考え方にも共通しています。
論文はこちら → watarikawa.pdf