平成27年夏に滋賀で開催される全国高等学校総合文化祭「びわこ総文」の美術・工芸部門の運営をサポートする生徒実行委員を育成する「生徒育成セミナー」第4回・第5回に、福・岡崎・北野が講師として参加し、ワークショップを行いました。
12月に行われる総合文化祭のプレ大会・来年7月に行われる本大会では、一連のセミナーでトレーニングを受けた生徒たちがナビゲイターの役割を担い、展示作品を対話型鑑賞していく予定です。
これまでの第1回から第3回までも継続した連携を重ねてきており(前回のようすは コチラ)、1ヶ月後にせまったプレ大会にむけ、セミナーも熱を帯びてきました。今回は、実際に高校生の作品を用いて、生徒たちがナビゲイション練習を行いました。
「ナビゲイターとしての体験は『絶対緊張する』とだけ思っていましたが、案外、みんなが手を挙げてくれたり、自分からも食いついていくようにしたら、満足 のいく体験ができました。反省点はまだまだありますが、ナビゲイターの役割について考え、今日の体験が活かせるようにしたいと思います」
「実際にナビゲイションをして、意見をまとめたり、流れを修正したりするのがとても難しいと感じました。どこまでふみこんで質問するかが、つかめなかったのですが、あたりまえのことでもちゃんと根拠を教えてもらえるように、勇気をもってふみこんでいかなければならないと思いました」
「これから自分の絵をみて、これは違う人からみるとどうみえるか考えながら作りたいと思ったし、全国総文のとき、私と同じように新たな発見をして帰ってもらえるナビゲイターになりたいです」
これらの生徒たちの声にみられるように、ナビゲイションの難しさと同時に、楽しさややりがい、本番にむけた意気込みも生まれてきています。
ASP学科・本センターは、12月のプレ大会でも鑑賞のサポートとレクチャーという形で連携し、次年度以降も本大会にむけて密な連携を図っていく予定です。ここでは、今後も、本連携についてご紹介していきます。
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「2015滋賀 びわこ総文」第39回全国高等学校総合文化祭滋賀大会
http://www.biwako-soubun.jp/
公式HP内にて紹介されている育成セミナーのようす
http://www.biwako-soubun.jp/news/2764.html
http://www.biwako-soubun.jp/news/3791.html