箕面市立多文化交流センター主催の、主に地域の国際化・多文化共生に関心をお持ちの方を対象にした「秋の多文化ボランティアセミナー 多様性と出会う2Days」。そのひとつとして、「対話型鑑賞ワークショップ ~アートで感じるチーム力~」が開催され、本センターの岡崎が講師として参加いたしました。
私たちは同じ物事をみても、それぞれの解釈で捉え、その解釈に基づいてコミュニケーションをとりがちである。他者との違いを認めあうコミュニケーションには解釈とその根拠をやり取りすることが重要であると伝えました。
参加者からは、「アート作品の鑑賞を用いることは、他者の意見を受け容れ、かかわることへの抵抗が少ない」 「普段は無理にひとつに合わせようと無理するが、あらためてそれぞれで良いという考えが重要だと感じた」 「事実と自分の思い込みははっきりわけることが本当に大切だと思った」といった声などがきかれ、アートを媒介にした他者との交流から多様な発見を得てくださった様子でした。
本センターでは昨年以上に、生涯学習の方法としてプログラム提供する機会が増えてまいりました。今後も美術教育の現場を中心に、あらゆる場面でのコミュニケーションのあり方・育て方を問い続けます。