2012 / 08 / 10、兵庫県加東市教育委員会が主催する、小中学校教員向けの研修会に福が講師として参加、小中学校の先生方30名あまりの参加を頂き、「みる、考える、話す、聞く」と題してレクチャーを行った。
福自身も前置きをしていたように、レクチャーの内容こそ芸術鑑賞教育ではあったが、そこで行われている学びのプロセス(みることからはじまる発見と、コミュニケーション)やエッセンス(受け手の重要性、双方向的な学び合い)は、「美術」の教科に留まらないものであったといえるだろう。
「コミュニケーションによる鑑賞教育」ならぬ「鑑賞によるコミュニケーション教育」としての本レクチャーが、各々の先生方にとって、教育現場での「学び」と「コミュニケーション」の関係性について捉え返す機会となれば幸いである。