ACOP / エイコップ(Art Communication Project)とは、「みる・考える・話す・聴く」の4つを基本とした対話型鑑賞教育プログラムです。美術史等の知識だけに偏らず、鑑賞者同士のコミュニケーションを通して、美術作品を読み解いていく鑑賞方法を提唱しています。
作品は、画家が筆を置いたときに完成します。しかし、作品の価値や意味はその時点から生成され、付加されていくものなのです。完成直後に「傑作」と言われた作品でも、時代を経て忘れさられたものもあり、逆に、非難と嘲笑を浴びながらも、その後「名作」となる作品もあります。なぜ評価は変わるのか?それは、時代が、価値が、そしてなによりも、みる人が変化したからです。みる人、つまり、鑑賞者こそが作品の価値=アート創造の重要な役割を担っているということです。だからこそ、作品と向き合い、様々な価値をそこに付加していける主体的な鑑賞者の存在が大切なのです。作品そのものが「アート」なのではなく、作品と私たち鑑賞者との間に立ち上がる不思議な現象、深淵で、すばらしいコミュニケーションが「アート」だと私たちは考えています。
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センターでは、ACOPを通じて、アートを生み出すことのできる主体的な鑑賞者の育成に取り組んでいます。全国の美術館や学校との連携をはじめ、他大学との学際的研究や、様々な教育機関や行政、NPOなどとも連携し、生涯教育の分野でも講演やワークショップを実施しています。また、日本における対話型鑑賞の普及や質向上を目的に、実施者であるファシリテーターの養成や、各領域の実践者の交流や情報交換、技術研鑽のコミュニティの運営もおこなっており、アート・コミュニケーションのハブの役割を担っています。
そのほか、2012年度からは対話型鑑賞を応用した企業の人材育成や組織開発プログラムの提供、医療・福祉など対人援助職のトレーニングなど、対話型鑑賞をあらゆる人材育成の基礎となるコミュニケーション能力を涵養する方法論として、いわば鑑賞型のコミュニケーション教育の可能性を拡張する取り組みもおこなっています。
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京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター(以下ACC)主催のオンライン連続講座「対話型鑑賞ファシリテーション講座」の2025年度の受講生(6期生)を募集いたします。
NEW! 2024年度受講生(5期生)のレポートを公開しました。
|講座趣旨|
対話型鑑賞は、コミュニケーションを通じてアート作品を読み解くことで、鑑賞に必要となる能力や、アート作品を鑑賞する際のリテラシーを学ぶ鑑賞教育プログラムです。
アートに親しんだことのない人でも参加でき、作品の鑑賞を通して観察力や思考力、コミュニケーションスキルといったさまざまな能力の育成に寄与することから、全国の美術館や学校現場を中心に取り組まれてきました。近年は美術の領域を超えて、ビジネスパーソンや医療従事者の能力開発、さらにはコミュニケーションやコミュニティの創出など社会課題へのアプローチとしても広く応用されるようになっています。
参加者にとっては鑑賞の経験や知識の有無を問わず誰でも容易に取り組める反面、意義ある取り組みとなるためには、実施者に十分な背景理論の理解やファシリテーション技術の習得、適切なプログラムのデザインが求められます。しかしながら、対話型鑑賞を専門的・体系的に学ぶことができる場はいまだ限られているため、専門的なトレーニングを受けていない実施者も多く、理解不足や技術不足によって対話型鑑賞への誤解や批判も広まっているのもまた現状です。
本講座はこうした課題の解消に向けて、対話型鑑賞の基礎となる理論と技法を体系的に理解し、実践経験を積んだファシリテーターの育成を目的としています。そのため、講座では応用的な取り組みの土台となる、本来の教育プログラムとしての対話型鑑賞を十分に理解・習得することを目指し、源流となったニューヨーク近代美術館(MoMA)の教育プログラム「Visual Thinking Curriculum(VTC)」、および、後にVTC開発者らが改良発展させた「Visual Thinking Strategies(VTS)」の理論と技術を体系的・実践的に学びます。
加えて、講座の後半では、これらを日本に紹介した第一人者である福 のり子(前ACCセンター所長、現・京都芸術大学名誉教授)が日本で発展させた鑑賞教育プログラム「ACOP/エイコップ(Art Communication Project)」の手法も応用編として紹介します。
美術・博物館や学校をはじめ、様々な現場でファシリテーターとして対話型鑑賞の実践に取り組んでいる/取り組まれる方や、こうした実施者の育成や指導に携わっている方に特に推奨する講座です。ファシリテーター養成を目的とした講座内容となっておりますので、講座での鑑賞を目的とするお申し込みの場合にはご期待に添えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
|実施概要|
本講座には3つのプログラムがあります。
①講座(全8日・隔月2日間×4回開催、ファシリテーションの実践含む)
②ファシリテーションの実践練習を行う定期練習会(任意参加、月2回開催)
③SNS(Facebook)を活用した情報交換や受講生の交流・研鑽のための
オンラインコミュニティ
これら3つのプログラムを通じて、鑑賞力向上とファシリテーションスキル習得を目指していただきます。
募集要項(PDF版)はこちら→ 募集要項(PDF版)
■ 開講期間:2025年7月5日〜2026年3月31日(全20日程を予定)
①講座(必須参加)※全8日
[日程]
第1部 ファシリテーターになるための鑑賞スキル 2025年 7月5日(土) 〜 7月6日(日)
第2部 鑑賞を促すファシリテーションスキル 2025年 9月13日(土) 〜 9月14日(日)
第3部 対話型鑑賞上級編 ‐「作品鑑賞」を深める‐ 2025年11月8日(土)〜11月9日(日)
第4部 ファシリテーション上級編 2026年 1月10日(土) 〜 1月11日(日)
[時 間] 土曜日 13:00〜18:00/ 日曜日 10:00〜16:00(休憩1時間含む)
②定期練習会(任意参加)※全12日
[日 程]
2025年7月26日(土)、8月12日(火)、8月23日(土)、9月9日(火)、9月27日(土)、
10月14日(火)、 10月25日(土)、11月11日(火)、11月22日(土)、
12月9日(火)、*12月20日(土)、*2026年1月6日(火)
※7月は第2火曜日の定期練習会はありません。12月と1月は日付通りの日程で開催します。
[時 間] 第2火曜日 19:00〜20:30 / 第4土曜日 10:00〜11:30
※定期練習会の他、受講者による自主練習会も例年開催されています。
■講 師:伊達 隆洋(アート・コミュニケーション研究センター所長/京都芸術大学 教授)
■参加条件:全8日の講座全てに必ず参加できる方
定期および自主練習会の実践練習に、積極的に参加することができる方
■参加方法:オンライン(Web会議サービスZoom)
■定 員:最大25名
※お申し込み者多数の場合は、応募フォームの回答を選考材料とさせていただきます。予めご了承ください。
■受 講 料:200,000円(税込)※お振込手数料はご負担ください。
▶︎ 申込方法
応募フォームから必要事項をご記入の上、お申し込みください。
※応用の取り組みの増加に伴い、「対話型鑑賞」への認識も多様化・曖昧化しています。本講座における「対話型鑑賞」がどのようなものか、どのような問題意識に基づくものかを理解した上で受講いただくために、講師著作の一部抜粋を公開いたします。
「対話型鑑賞ファシリテーターの育成と課題」(『ここからどう進む?対話型鑑賞のこれまでとこれから—アート・コミュニケーションの可能性』7章より一部抜粋、淡交社)
受講をご検討の際には、募集要項末のQ&Aと併せて必ずお目通しの上、お申し込みいただくようお願いいたします。なお、著作抜粋は本講座の募集のために限定公開しております。無断転載、複製、転用等は固く禁じます。
応募フォームはこちら→ https://forms.gle/tvHWWzz7hSAiJGBP9
お申込み〆切:5月11日(日)23:59
※選考結果のご報告は6月初旬(予定)にメールにてお知らせします。
▶︎注意事項
受講環境について
− Zoomのアカウントをご用意ください。
お持ちでない方はZoomの公式ホームページにて無料アカウントをご取得ください。
取得方法の詳細は公式ページをご参照ください。
− パソコンでの受講をお願いしております。
講座は原則、パソコンをご用意の上、受講いただきますようお願いいたします。
スマートフォンやタブレットでのご参加はアプリの利用制限により、実践のプログラム
や講座の資料が十分にご利用いただけない可能性がございます。
– インターネット環境について:有線LAN接続を推奨します。
Zoomミーティングが安定して利用可能な回線速度が必要です。
また、会社等のVPNを経由して接続している場合も実践のプログラムや講座の資料の利
用が制限される可能性がございます。受講者様の通信環境による不具合については対応
致しかねますので、あらかじめご了承ください。
申し込み・受講料について
− キャンセルについて
受講確定後の辞退についてはご遠慮いただいております。
お申し込み前に、受講必須となっている講座の日程を必ずご確認ください。
− 受講料は、一括でご入金いただいております。
主催者都合による中止を除き、お振込後の返金はいたしかねます。
講座の記録について
− 本講座は画像や動画で記録させていただきます。
録画動画は、復習学習のため、受講生に視聴期限付きで提供いたします。
また、本学Webサイトや活動報告書等の広報活動および本センターの研究に用いること
がございますのでご了承ください。
|講師プロフィール|
伊達 隆洋(アート・コミュニケーション研究センター所長/京都芸術大学 教授)
専門領域は人間科学・臨床心理学。2007年に外部研究者として京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)の対話型鑑賞教育プログラム「ACOP」の分析に携わったのをきっかけに、2009年より同大学にて対話型鑑賞の実践と研究に従事。全国の美術/博物館・学校教育関係者への研修のほか、対話型鑑賞を応用した医療従事者の養成や企業研修なども多数手がける。共著『ここからどう進む?対話型鑑賞のこれまでとこれから アート・コミュニケーションの可能性』(淡交社)、共訳『どこからそう思う?学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ』(フィリップ・ヤノウィン著、淡交社)』、寄稿「日本に対話型鑑賞は定着するか」(『ART collectors’』2021年10月号、生活の友社)など。
|講座参加者の声|
■修了生によるレポート
昨年度(2024年度)の受講生によるレポートは近日公開予定です。
2023年度レポート
▼ 対話型鑑賞におけるファシリテーションを学ぶとはー「大学生と学ぶ 対話型鑑賞ファシリテーション講座 2023」を終えて(南澤悠佳 編集者/コンテンツデザイナー)
▼誰かと生きていくために―「大学生と学ぶ 対話型鑑賞ファシリテーション講座2023」に参加して(渡川智子 京都国立近代美術館 特定研究員)
そのほかのレポートはこちらからもご覧いただけます。
応募フォームはこちら→ https://forms.gle/tvHWWzz7hSAiJGBP9
申込〆切:5月11日(日)23:59
※選考結果のご報告は6月初旬(予定)にメールにてお知らせします。
|Q&A|
Q.受講の際に必要なものはありますか?
A.「注意事項」の受講環境についての項目の通り、パソコンでの受講と有線LAN接続を推奨しております。また、講座・練習会ともにZoomの接続が安定しておこなえる環境で受講ください。そのほかに、講座の録画動画の視聴にGmailのアカウント、自主練習会をはじめ受講生間のさまざまな交流にFacebookをご活用いただきます。受講の際には、これらのアカウントも併せてご用意をお願いしております。
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Q.受講料の支払い方法は何ですか?また分割支払いは可能ですか。
A.今年度より受講料は200,000円(税込)となっており、全プログラムにご参加いただけます。そのほかテキスト代などの費用は別途いただいておりません。また、お支払いについては、京都芸術大学宛ての銀行振込による一括払いをお願いしております。分割払いなどには対応しておりません(海外からの入金で銀行振込が難しい場合は別途お問い合わせください)。お振込み後の受講料の返金は対応しておりませんので、予めご了承ください。
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Q.講座受講後、対話型鑑賞ファシリテーターとしての資格や認定書はもらえますか?
A.現在のところ資格や認定書はお出ししておりません。対話型鑑賞についての体系的な理解やファシリテーションの技術を学びたい、疑問や課題を解決したいといった実質的な学びを必要とされている方に向けた講座であるとご理解ください。なお、受講後、本講座を受講したことを対外的にお話いただくのはまったく問題ありません。
対話型鑑賞の専門的なファシリテーターの育成という目的において資格や認定の必要性も認識・検討はしていますが、他方、日本に紹介され30年の間にこれだけ広義に普及しているなかで、資格や認定が正統性・真性性といったかたちで排他的に働いたり、建設的な議論や応用的・発展的改良を妨げることにもなりえることを危惧し、現在は資格認定をしておりません。
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Q.対話型鑑賞とVTS(Visual Thinking Strategies)は同じものですか?
A.「対話型鑑賞」という名称は、1990年代にVTC(Visual Thinking Curriculum)が日本に紹介・普及される過程で日本独自に意訳された造語です。元々はVTC やそれに基づく教育プログラム(VTS含む)を指す狭義の用語でしたが、30年のなかでコミュニケーションが介在する鑑賞スタイル全般に広義の用法で区別なく使われるようになっています。このことが現在のさまざまな混乱や誤解を生じさせる要因のひとつにもなっています。本講座ではこうした経緯も紐解きながら、広義の対話型鑑賞ではなく、基礎となるVTC/VTSとその応用であるACOPを扱います。
—
Q.対話型鑑賞の源流はMoMAで開発された教育プログラムではないと聞いたことがありますが?
A.これも日本独自の名称に起因する混乱のひとつです。「対話型鑑賞」という用語はVTCを日本で紹介・普及する際に意訳として生まれた造語です。したがってMoMAのプログラムが源流というのは間違いありません。他方、「対話型鑑賞」という言葉は、日本ではその後30年の間にコミュニケーションを介した鑑賞スタイル全般にまで用いられるようになっているため、こうした広義の意味で捉えれば、鑑賞の際に対話がおこなわれていた事例はMoMAのプログラムよりも前から存在しています。
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Q.参加者が自由に作品をみて自由に話すのにファシリテーターの技術は必要ですか?
A.対話型鑑賞は参加者が自由に作品をみることを推奨していると説明されることがありますが、これは誤解もしくは説明不足です。対話型鑑賞は本来、作品鑑賞の土台となる体系的な観察や論理的な思考、これらを駆使するリテラシーといったことを身につけることを目指す教育プログラムです。鑑賞者が好きなように作品をみることが対話型鑑賞の目的ではありません。もちろん、作品をどのように受け取るかは最終的に鑑賞者に委ねられますが、プログラムの実施者には目的や設計が必要です。連続的なカリキュラムを基に、鑑賞者のレベルに応じたプログラム設計や作品選び、現場でのファシリテーションを通じて鑑賞者の能力やリテラシー獲得をサポートできる技術が実施者には必要になります。
—
Q.対話型鑑賞を美術鑑賞ではなくコミュニケーションを目的に活用する場合、ファシリテーションをわざわざ学ぶ必要はありますか?
A.「コミュニケーション」という言葉が何を指しているかによると思います。参加者がとりあえず口を開く、発話するということをゴールにするのであればファシリテーターに求められるものはそれほど多くはないかも知れません(実際には「参加者がとりあえず口を開く、発話する」を最終目的に設定しなければならないほどコミュニケーションが困難な状況への介入には、むしろファシリテーターに高度な技術が求められます)。
鑑賞目的かコミュニケーション目的かという二項対立で語られることがありますが、実施者が鑑賞を充実させることによって、参加者間により豊かな気づきや学びを対話から生じさせることが可能になりますし、充実したコミュニケーションを起こすことが鑑賞の充実には欠かせないため、両者は単純に切り離せるものではないと考えています。
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Q.対話型鑑賞のファシリテーション技術とは「3つの問いかけ」のことですか?
A.「対話型鑑賞のファシリテーションは3つの問いかけだけ」という誤解が一部で流布していますが、VTC/VTSには中核となる3つの問いかけ以外にも重要な技法がさまざまあります。また、これらの技法は背景理論と紐付いているため、どのような場面で用いるかといった判断には背景理論の理解も重要になります。本講座ではVTC/VTSの理論と技法に加え、ACOP独自のファシリテーション技法も扱います。
—
Q.対話型鑑賞は作品の見た目の印象を話してるだけで、作品を鑑賞したことにならないのでは?たとえばコンセプチュアルな作品を見た目だけ話しても無意味では?
A.イエス&ノーです。まず、対話型鑑賞は作品の見た目の印象を話すだけというのは誤解です。実際にはもっと掘り下げて作品を考察することで、コンセプチュアルな作品を題材にすることもできます。しかし、実際には見た目の印象を口々に話すだけの対話型鑑賞が多いのもたしかです。
また、対話型鑑賞は本来、繰り返し何度も経験することで次第に鑑賞のリテラシーが獲得されていくよう、背景理論に基づきどのようなレベルの鑑賞者にどのような作品をどのような順番で見せ、どのようなファシリテーション技術を用いるか、綿密にデザインした上で実施するものです。こうした前提が伝わらないまま、1回の対話型鑑賞を切り取って「あれは鑑賞ではない」と批判されている場合があります。他方、実施者もこうした前提を知らずにおこなっているケースが少なくないのは対話型鑑賞が抱えている大きな課題です。
お申込み〆切:5月11日(日)23:59
※選考結果のご報告は6月初旬(予定)にメールにてお知らせします。
▶ 主催・問い合わせ
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
https://www.acop.jp
E-mail:info@acop.jp
お問合わせ対応日:水・木曜日 10:00~16:00(担当:有光、吉原)
※事務局は常勤体制ではないためご対応が遅れる場合がございます。予めご了承ください。
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京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センターでは、今年度も2025年7月より「対話型鑑賞ファシリテーション講座」を開講します。
◆対話型鑑賞の理論とファシリテーターとしての実践の技術を体系的に学ぶオンライン講座です。
◆講座と並行して開催する定期練習会にご参加いただき、鑑賞者・ファシリテーターのスキルアップを目指します。
対話型鑑賞を本格的・専門的に学びたい方々のご応募をお待ちしております。
※募集の詳細およびお申込フォームは4月中旬にWEBページにて公開します。
▶実施概要
■実施期間:2025年7月〜2025年3月31日(全20日程を予定)
■実施日程:
①講座(必須参加)※全8日
[第1部] 2025年7月5日(土) 〜 7月6日(日)
[第2部] 2025年9月13日(土) 〜 9月14日(日)
[第3部] 2025年11月8日(土) 〜 11月9日(日)
[第4部] 2026年1月10日(土) 〜 1月11日(日)
[時 間] 土曜日 13:00〜18:00/日曜日 10:00〜16:00(休憩1時間含む)
②定期練習会(任意参加)※全12日
[日程]7/26(土)、8/12(火)、8/23(土)、9/9(火)、9/27(土)、10/14(火)、10/25(土)、
11/11(火)、11/22(土)、12/9(火)、*12/20(土)、*1/6(火)
[時間] 第2火曜日 19:00〜20:30 /第4土曜日 10:00〜11:30
※7月は第2火曜日の定期練習会はありません。12月と1月は日付通りの日程で開催します。
※定期練習会の他、受講者による自主練習会も例年開催されています。
■対 象:全8日間の講座は全て必ず参加できる方、定期および自主練習会で実践練習に積極的に励むことができる方
■参加方法:オンラインプラットフォーム(Zoom)
■定 員:最大25名(要申込)
■受 講 料:20万円(税込)
■お申し込み期間:4月中旬〜5月初旬(予定)
■申込方法: Googleフォーム(準備中) ※応募者多数の場合は選考を行います。選考結果は6月初旬(予定)に発表いたします。
■講座内容(予定)
第1部( 7月):ファシリテーターになるための鑑賞スキル
第2部( 9月):鑑賞を促すファシリテーションスキル
第3部(11月):対話型鑑賞上級編 —「作品鑑賞」を深める—
第4部( 1月):ファシリテーション上級編
■ 講師:伊達隆洋(京都芸術大学 教授/同大学アート・コミュニケーション研究センター所長)
▶ 注意事項
受講環境について
− Zoomのアカウントをご用意ください。
お持ちでない方はZoomの公式ホームページにて無料アカウントをご取得ください。
取得方法の詳細は公式ページをご参照ください。
− パソコンでの受講をお願いしております。
講座は原則、パソコンをご用意いただき受講いただきますようお願いいたします。
スマートホンやタブレットでのご参加はアプリの利用制限により、実践のプログラムや、
利用するオンラインサービスが十分にご体験いただけない可能性がございます。
– インターネット環境について:有線LAN接続を推奨します。
申し込み・受講料について
− キャンセルについて
受講確定後の辞退については、期限内にお願いしております。
申し込み前に受講必須となっている講座の日程をご確認ください。
− 受講料は、一括でご入金いただいております。
主催者都合による中止を除き、お申し込み後の返金はいたしかねます。
講座の記録について
− 本講座の様子は画像や動画で記録させていただきます。
本学Webサイトや活動報告書等の広報活動および本センターの研究に用いることがございます。
————————-
▶ 主催・問い合わせ
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
https://www.acop.jp
E-mail:info@acop.jp
Tel:075-791-9132
お問合せ対応日時:水・木曜日 10:00~16:00
事務局(担当:有光、吉原)
※事務局は常勤体制ではないためご対応が遅れる場合がございます。予めご了承ください。
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【お申込受付締切ました】京都芸術大学ACOP主催講座「大学生と学ぶ 対話型鑑賞ファシリテーション講座2024」お申し込み受付を締め切りました。本年度も多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター(以下ACC)主催「大学生と学ぶ 対話型鑑賞ファシリテーション講座」の2024年度の受講生(5期生)を募集いたします。
今年で5年目を迎える本講座は、美術・博物館や教育現場だけでなく、ビジネスパーソンや医療従事者へむけた研修など、今やさまざまな分野で広く活用されている対話型鑑賞を、理論と実践の両面から本格的に学ぶオンライン連続講座です。
本講座には3つのプログラムをご用意しています。
①講座(全8日・隔月2日間×4回開催、ファシリテーションの実践含む)
②ファシリテーションの実践練習を行う定期練習会(任意参加、月2回開催)
③SNS(facebook)を活用した情報交換や受講生の交流・研鑽のためのオンラインコミュニティ
これら3つのプログラムをご活用いただき、鑑賞力向上とファシリテーションスキル習得を目指していただきます。また、本講座は講師に加え、本学で対話型鑑賞を学ぶ現役大学生がピアサポートスタッフとして参加いたします。
※PDF版の募集要項はこちら→ https://x.gd/Ob1tU
⭐️news:2023年度講座・受講生によるレポートを公開しました。こちら
|実施概要|
■ 開講期間:2024年7月6日〜2025年3月31日(予定)
①講座(必須参加)※全8日
[第1部] 2024年7月6日(土)〜7月7日(日)
[第2部] 2024年9月7日(土)〜8日(日)
[第3部] 2024年11月9日(土)〜10日(日)
[第4部] 2025年1月11日(土)〜12日(日)
【時間 :土曜13:00〜18:00/日曜10:00〜16:00(休憩1時間含む)】
②定期練習会(任意参加)※全12日
開催日時:第2火曜日(18:30〜20:00)・第4土曜日(10:00〜11:30)
7/27(土)、8/13(火)、8/24(土)、9/10(火)、9/28(土)、10/8(火)、10/26(土)、11/12(火)、11/23(土)、12/10(火)、12/21(土)、1/7(火)
※7月は第2火曜日の定期練習会はありません。12月と1月は日付通りの日程で開催します。
■講師・スタッフ
講 師:伊達隆洋(アート・コミュニケーション研究センター所長/京都芸術大学アートプロデュース学科 准教授・学科長)
スタッフ:京都芸術大学アートプロデュース学科 学生、アート・コミュニケーション研究センター研究員
■参加条件:全8日間すべての講座に参加できる方、定期および自主練習会で、実践練習に積極的に参加することができる方
■参加方法:オンライン(Web会議サービス Zoom)
■定 員:最大40名
※お申し込み者多数の場合は、お申し込みフォームの回答を選考材料とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
■受 講 料:15万円(税込)
▶︎ お申込方法
必要事項をご記入の上お申し込みください。
お申込みフォーム【お申込受付を締切ました】
お申込み〆切:5月12日(日)23:59
※選考結果のご報告は6月初旬頃を予定しています。
※本講座における対話型鑑賞のスタンスや問題意識をよりご理解いただくため、お申込みの前に『ここからどう進む?対話型鑑賞のこれまでとこれから アート・コミュニケーションの可能性』(淡交社)の7章をご一読されることをおすすめいたします。
※PDF版の募集要項はこちら→ https://x.gd/Ob1tU
|講座趣旨|
対話型鑑賞は、鑑賞者同士のコミュニケーションを通じてアート作品を読み解くことで、鑑賞に必要となる能力や、作品を鑑賞する際のリテラシーを育成する鑑賞教育の手法です。
子どもから大人まで、アートに親しんだことのない人でも参加でき、鑑賞を通して観察力や思考力、コミュニケーションスキルといったさまざまな能力の発達に寄与することから、全国の美術館や学校現場で活用されています。また、近年は美術の領域を超えて、ビジネスパーソンや医療従事者の能力開発、さらにはコミュニケーションやコミュニティの創出など社会課題へのアプローチとしても広く一般に活用されるようになってきました。
こうした広がりの一方で、対話型鑑賞を専門的・体系的に学んだ実施者は未だ少なく、実施者の理解不足や技術不足によって誤解や批判が広がっているというのもまた現状です。そのため、理論と技術をしっかりと身につけた対話型鑑賞の実施者を育成することは喫緊の課題なのです。
本講座は、対話型鑑賞の基礎をなす理論と技法を体系的に理解した上で実践経験を積んだファシリテーターの育成を目的に、対話型鑑賞の源流であるニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された鑑賞教育プログラムVisual Thinking Curriculum(VTC)、および、後に開発者らが改良発展させたVisual Thinking Strategies(VTS)の理論と技法を体系的・実践的に学びます。また、応用として、これらを日本に紹介した第一人者である福のり子(元ACCセンター所長)が日本で発展させた対話型鑑賞教育プログラム「ACOP/エイコップ(Art Communication Project)」の手法も紹介いたします。
▶︎スタッフ
講師|伊達隆洋(アート・コミュニケーション研究センター所長/京都芸術大学アートプロデュース学科 准教授・学科長)
専門領域は人間科学・臨床心理学。2007年に外部研究者として京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)の対話型鑑賞教育プログラム「ACOP」の分析に携わったのをきっかけに、2009年より同大学にて対話型鑑賞の実践と研究に従事。全国の美術/博物館・学校教育関係者への研修のほか、対話型鑑賞を応用した医療従事者の養成や企業研修なども多数手がける。共著『ここからどう進む?対話型鑑賞のこれまでとこれから アート・コミュニケーションの可能性』(淡交社)、共訳『どこからそう思う?学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ』(フィリップ・ヤノウィン著、淡交社)』、寄稿「日本に対話型鑑賞は定着するか」(『ART collectors’』2021年10月号、生活の友社)など。
学生スタッフ|京都芸術大学アートプロデュース学科 ACOP2履修生
https://artproduce-kua.com/projects-lectures/acop2/
▶︎注意事項
・Zoomのアカウントをご用意ください。取得方法はZoom公式ホームページをご参照ください。
・講座は原則、パソコンで受講いただきますようお願いいたします。スマートフォンやタブレットの場合、機種やアプリの制限により鑑賞やファシリテーションの実践や、講座内で用いるオンラインサービスに対応できない場合がございます。
・インターネット環境について:有線LANでの接続を推奨します(Zoomミーティングが安定して利用可能な回線速度が必要です)。また、会社等のVPNを経由して接続している場合もオンラインサービスの利用が制限される可能性がございます。受講者様の通信環境による不具合については対応致しかねますので、あらかじめご了承ください。
・主催者都合による中止を除き、お申し込み後の返金は致しかねます。
・本講座の様子は画像や動画で記録させていただきます。録画動画は、復習学習のため、受講生に視聴期限付きで提供いたします。また、本学webサイトや活動報告書等の広報活動に用いることがございますので、ご了承ください。
▶︎ お申込みフォーム 【お申込受付を締切ました】
お申込み〆切:5月12日(日)23:59
※選考結果のご報告は6月初旬頃を予定しています。
|Q&A|
Q. 対話型鑑賞とVTS(Visual Thinking Strategies)は同じものですか?
A.「対話型鑑賞」という名称は、1990年代にVTC(Visual Thinking Curriculum)が日本に紹介・普及される過程で日本独自に意訳された造語です。元々はVTC やそれに基づくプログラム(VTS含む)を指す狭義の用語でしたが、30年のなかでコミュニケーションが介在する鑑賞スタイル全般に区別なく使われるようになっていきました。このことが現在のさまざまな混乱や誤解を生じさせる要因のひとつにもなっています。本講座ではこうした経緯も紐解きながら、広義の対話型鑑賞ではなく、基礎となるVTC/VTSとその応用であるACOPを扱います。
—
Q. 対話型鑑賞はMoMAで開発された鑑賞教育プログラムが源流というのは間違いだと聞いたことがありますが?
A. これも日本独自の名称に起因する混乱のひとつです。「対話型鑑賞」という用語はVTCを日本で紹介・普及する際に意訳として生まれた造語です。したがってMoMAのプログラムが源流というのは間違いありません。他方、「対話型鑑賞」という言葉は、日本ではその後30年の間にコミュニケーションを介した鑑賞スタイル全般にまで用いられるようになっているため、こうした広義の意味で捉えれば、鑑賞の際に対話がおこなわれていた事例はMoMAのプログラムよりも前から存在しています。
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Q. 参加者が自由に作品をみて自由に話すのにファシリテーターの技術は必要ですか?
A. 対話型鑑賞は参加者が自由に作品をみることを推奨していると説明されることがありますが、これは誤解もしくは説明不足です。対話型鑑賞は本来、作品鑑賞の土台となる体系的な観察や論理的な思考、これらを駆使するリテラシーといったことを身につけることを目指す教育プログラムとして開発されました。鑑賞者が好きなように作品をみることが対話型鑑賞の目的ではありません。もちろん、作品をどのように受け取るかは最終的に鑑賞者に委ねられますが、プログラムの実施者には目的や設計が必要です。連続的なカリキュラムを基に、鑑賞者のレベルに応じたプログラム設計や作品選び、現場でのファシリテーションを通じて鑑賞者の能力やリテラシー獲得をサポートできる技術が実施者には必要になります。
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Q. 対話型鑑賞を美術鑑賞ではなくコミュニケーションを目的に活用する場合、ファシリテーションをわざわざ学ぶ必要はありますか?
A. 「コミュニケーション」という言葉が何を指しているかによると思います。参加者がとりあえず口を開く、発話するということをゴールにするのであればファシリテーターに求められるものはそれほど多くはないかも知れません(実際には「参加者がとりあえず口を開く、発話する」を最終目的に設定しなければならないほどコミュニケーションが困難な状況への介入には、むしろファシリテーターに高度な技術が求められます)。
鑑賞目的かコミュニケーション目的かという二項対立で語られることがありますが、実施者が鑑賞を充実させることによって、参加者間により豊かな気づきや学びを対話から生じさせることが可能になりますし、充実したコミュニケーションを起こすことが鑑賞の充実には欠かせないため、両者は単純に切り離せるものではないと考えています。
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Q. 対話型鑑賞のファシリテーション技術とは「3つの問いかけ」のことですか?
A. 「対話型鑑賞のファシリテーションは3つの問いかけだけ」という誤解が一部で流布していますが、VTC/VTSには中核となる3つの問いかけ以外にも重要な技法がさまざまあります。また、これらの技法は背景理論と紐付いているため、どのような場面で用いるかといった判断には背景理論の理解も重要になります。本講座ではVTC/VTSの理論と技法に加え、ACOP独自のファシリテーション技法も扱います。
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Q. 対話型鑑賞は作品の見た目の印象を話してるだけで、作品を鑑賞したことにならないのでは?たとえばコンセプチュアルな作品を見た目だけ話しても無意味では?
A. イエス&ノーです。まず、対話型鑑賞は作品の見た目の印象を話すだけというのは誤解です。実際にはもっと掘り下げて作品を考察することで、コンセプチュアルな作品を題材にすることもできます。しかし、実際には見た目の印象を口々に話すだけの対話型鑑賞が多いのもたしかです。
また、対話型鑑賞は本来、繰り返し何度も経験することで次第に鑑賞のリテラシーが獲得されていくよう、背景理論に基づきどのようなレベルの鑑賞者にどのような作品をどのような順番で見せ、どのようなファシリテーション技術を用いるか、綿密にデザインした上で実施するものです。こうした前提が伝わらないまま、1回の対話型鑑賞を切り取って「あれは鑑賞ではない」と批判されている場合があります。他方、実施者もこうした前提を知らずにおこなっているケースが少なくないのは対話型鑑賞が抱えている大きな課題です。
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Q. 講座受講後、対話型鑑賞ファシリテーターとしての資格や認定書はもらえますか?
A. 現在のところ資格や認定書はお出ししていません。対話型鑑賞の理論と技法を体系的に理解し、実践経験を積んだファシリテーターの育成という目的から、資格や認定書による裏付けをおこなっていく必要性も認識・検討はしておりますが、他方、日本に紹介され30年の間にこれだけ広義に普及しているなかで、資格や認定が正統性・真性性といったかたちで排他的に働いたり、建設的な議論や応用的・発展的改良を妨げることにもなりえることを危惧し、現在は資格認定をしておりません。
なんらかの肩書きをお渡しするということはできませんが、対話型鑑賞を本気で習得したい、ファシリテーションの技術を磨きたい、疑問や課題を解決したいといった実質的な学びを必要とされている方に向けた講座であるとご理解いただけましたら幸いです。
なお、受講後、本講座を受講したということを対外的にお話しいただくのはまったく問題ありません。
▶︎ お申込みフォーム 【お申込受付を締切ました】
お申込み〆切:5月12日(日)23:59
※選考結果のご報告は6月初旬頃を予定しています。
|主催・お問い合わせ先|
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
https://www.acop.jp
E-mail:info@acop.jp
Tel:075-791-9132
受付:水・木・金曜日 10:00~16:00(担当:吉原)
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京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センターでは、2024年7月より「大学生と学ぶ 対話型鑑賞ファシリテーション講座」を開講します。
◆対話型鑑賞の理論を学びながら、ファシリテーターとしての実践練習が行えるオンライン講座です。
◆講座と並行して開催する、定期練習会にご参加いただき、鑑賞者・ファシリテーターのスキルアップを目指します。
対話型鑑賞の理解やファシリテーションスキル向上に関心のある方々のご応募をお待ちしております。
※詳細および、お申込フォームは4月中旬にWEBページにて公開します。
◼︎実施期間:2024年7月〜2025年3月31日(予定)
◼︎実施日時:
①講座(必須参加 全8日間)
[第1部] 2024年7月6日(土)〜7月7日(日)
[第2部] 2024年9月7日(土)〜8日(日)
[第3部] 2024年11月9日(土)〜10日(日)
[第4部] 2025年1月11日(土)〜12日(日)
時間 :土曜13:00〜18:00/日曜10:00〜16:00(休憩1時間含む)
②定期練習会(任意参加)※全12日間、第2火曜日・第4土曜日
開催日:7/27(土)、8/13(火)、8/24(土)、9/10(火)、9/28(土)、10/8(火)、10/26(土)、11/12(火)、11/23(土)、12/10(火)、12/21(土)、1/7(火)
時 間:火曜日18:30〜20:00・土曜日10:00〜11:30
※7月の第2火曜日の定期練習会はありません。12月と1月は、日付通りの日程で開催します。
◼︎対 象:全8日間の講座に全日参加できる方、定期および自主練習会で実践練習に積極的に励むことができる方
◼︎参加方法:オンラインプラットフォーム(Zoom)
◼︎定 員:最大40名(要申込)
◼︎受 講 料:15万円(税込)
◼︎お申し込み期間:4月中旬〜5月初旬(予定)
申込方法: Googleフォーム(準備中) ※応募者多数の場合は選考を行います。選考結果は6月初旬(予定)に発表いたします。
■講座内容(予定)
第1部( 7月):ファシリテーターになるための鑑賞スキル
第2部( 9月):鑑賞を促すファシリテーションスキル
第3部(11月):対話型鑑賞上級編 —「作品鑑賞」を深める—
第4部( 1月):ファシリテーション上級編
■講師:伊達隆洋(アート・コミュニケーション研究センター所長/京都芸術大学アートプロデュース学科 准教授)
■スタッフ:京都芸術大学アートプロデュース学科 学生、京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター 研究員
▶ 注意事項
・ Zoomのアカウントをご用意ください。お持ちでない方はZoomの公式ホームページにて無料アカウントをご取得ください。取得方法の詳細は公式ページをご参照ください。
・講座は原則、パソコンをご用意いただき受講いただきますようお願いいたします。スマートホンやタブレットでのご参加はアプリの利用制限により、実践のプログラムや、利用するオンラインサービスが十分にご体験いただけない可能性がございます。
・インターネット環境について:有線LAN接続を推奨します。
・主催者都合による中止を除き、お申し込み後の返金はいたしかねます。
・本講座の様子は画像や動画で記録させていただきます。本学webサイトや活動報告書等の広報活動に用いることがございます。
▶ 主催・問い合わせ
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
E-mail:info@acop.jp / Tel:075-791-9132
※お問合せ対応日時:水〜金曜日 10:00~16:00 事務局(担当:吉原)
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本センターが主催し、2022年夏に開催されたフォーラム「対話型鑑賞のこれまでとこれから」をもとに書籍化された本を刊行します。フォーラム当日に行われた全8セッションの発表・議論を収録。フォーラム終了後に、モデレーターや登壇者たちによって更に行われた議論についても、加筆しています。本書は、初めての方はもちろん、フォーラムにご参加いただいた皆様にも読み応えのある1冊となっています。ぜひご一読ください。※9月2日以降に全国の主要書店で順次発売予定です。
『ここからどう進む?対話型鑑賞のこれまでとこれから アート・コミュニケーションの可能性』
監修:京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター
編集:福のり子、北野諒、平野智紀
出版:淡交社
価格 : 2,750円(税込)
※アート・コミュニケーション研究センター 販売専用サイト(準備中)及び、2023年9月2日より全国の主要書店にてご購入いただけます。
内容紹介・目次
|はじめに| 福のり子
|一章| 対話型鑑賞の黎明期:日本→ドイツ→アメリカ 逢坂恵理子・福のり子
|二章| 美術館と対話型鑑賞 原泉
|三章| 学校教育と対話型鑑賞 北野諒
|四章| 科学/医療と対話型鑑賞 北野諒
|五章| ビジネスパーソンと対話型鑑賞 平野智紀
|六章| 対話型鑑賞の功罪:美的知覚の観点から 森功次
|七章| 対話型鑑賞ファシリテーターの育成と課題 伊達隆洋
|八章| 対話型鑑賞の今後 北野諒・平野智紀
|おわりに| 伊達隆洋
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